新型コロナウイルス感染拡大にともない3月から興行の自粛をスタートさせた日本プロレス界だが、各団体が無観客でのTVマッチを続々スタートし始めた。

 全日本プロレスは4月30日よりプロレス専門チャンネル『サムライTV』でのTVマッチをスタートし、5月5日には独自配信プラットフォーム『全日本プロレスTV』でも生配信を予定。メインイベントでは『世界タッグ選手権試合【王者組】諏訪魔&石川修司vs【挑戦者組】宮原健斗&ヨシタツ』を予定している。

 サムライTVのTVマッチは複数団体が決定しており、ZERO1が5月3日の放送で『世界ヘビー級選手権試合【王者】佐藤耕平vs【挑戦者】クリス・ヴァイス』などを、2AWは5月10日の放送で『2AWタッグ選手権試合【王者】梶トマト&CHANGOvs真霜拳號&十嶋くにお』などを行う。
大日本プロレスは4月25日&26日とサムライTVマッチを行っていたが、今後の事業継続が深刻な状況になっているということで、5月2日よりクラウドファンディングをスタートした。


 DDTプロレスは5月2日より毎週土曜19時より独自配信プラットフォーム『DDT UNIVERSE』にて「DDT TV SHOW!」をスタート。初回のメインイベントでは、遠藤哲哉と樋口和貞が、本来6・7さいたまスーパーアリーナ大会のメインイベントにて王座挑戦ができる権利であったKO-D無差別級王座挑戦剣を賭けて争う。


 プロレスリングNOAHはいち早く3月興行よりTVマッチに切り替えており、『今、唯一「プロレス」を発信し続けているプロレスリング・ノア』をキャッチコピーに継続配信中。5月3日のABEMA放送には元WRESTLE-1の征矢学や吉岡世起が参戦し、10日にはグレート・ムタが参戦。9日の『DDT UNIVERSE』放送では『GHCナショナル選手権 【王者】杉浦貴vs【挑戦者】中嶋勝彦』『GHCジュニアヘビー級タッグ選手権【王者組】HAYATA&YO-HEYvs【挑戦者組】小川良成&鈴木鼓太郎』を予定。


 女子プロレス団体アイスリボンも3月興行より毎週無観客配信興行を行っており、4月25日の大会よりインターネット配信王座・IW19が約7年ぶりに復活し王者決定トーナメントを開催。5月2日、4日の18:30よりニコニコ動画の『アイスリボンch』とYouTubeの『iceribbonチャンネル』で生配信を行う。

 

 プロレスリング我闘雲舞は姉妹団体として、3月28日にYouTube LIVEスーパーチャットプロレス団体『チョコレートプロレス』を旗揚げ。毎週配信を行っており、旗揚げ戦には鈴木みのるが参戦し、第5戦には田中将斗も参戦。5月5日20時からの生放送には藤田ミノルが参戦と話題を振りまいている。


 新日本プロレスとスターダムはトーク番組を中心に配信しており、タイチと中野たむによるコラボ生配信なども行った。


各選手たちも独自にライブ配信を行い始めており、プロレス界が他業種に比べて課題としていた『SNSでの発信力』が新型コロナウイルス騒動によりアップデートされていっている。

 生でプロレス観戦をできる日が来るのがいつになるかはわからないが、今後配信でのチャレンジがプロレス界でも様々行われていくことは明白だ。