31日、DRAGON GATEの無観客試合『KING OF GATE 2020』が配信された。

 毎年恒例となっているDRAGON GATEのシングルNo.1決定戦『KING OF GATE 2020(以下KOG)』は、今年は新型コロナウイルスの流行という時勢を鑑みて公式動画配信サービス『DRAGONGATE NETWORK』にて無観客大会として配信されることが決定。
 KOGは2005年からスタートし、開催の無かった2009年を除いて今年で16回目を数える歴史ある大会。今年は全24選手が参加する3つのブロックに分かれたトーナメント制で行われ、各ブロックの覇者3人+敗者復活バトルロイヤルの勝者の1人で決勝トーナメントが行われる。

 現在、DRAGON GATEでは昨年のウルティモ・ドラゴンの加入をめぐって団体内で賛否両論が巻き起こり、主に【闘龍門世代軍】【DRAGON GATE世代軍】【R・E・D軍】の三派閥に分かれてユニット闘争を超えた世代闘争+αの様相を展開中。
 今回のKOGは、興行自粛を強いられるDRAGON GATEが無観客試合でファンに何を発信できるのか、そして新体制となったDRAGON GATEの方向性を問われる大会として注目集めていた。

 この日は恒例となっている敗者復活バトルロイヤルが開催。
2回戦までに敗退した21選手が抽選に参加し、当たりくじを引き当てたH・Y・O、ビッグR清水、土井成樹、斎藤了、堀口元気、ドラゴン・ダイヤ、Kzy、ヨースケ・サンタマリア、ジェイソン・リー、Ben-Kの10選手が出場権を獲得して試合に臨んだ。

 DG世代軍と闘龍門軍は結託してR・E・Dの清水&H・Y・Oに狙いを定めて袋叩きにしていくが、この両軍の間でもOTRを狙う小競り合いが起き、連携が乱れたところをR・E・Dが2人同時の攻撃で暴れまわって逆転。H・Y・Oが攻撃を引き付けた上で清水がパワーファイトで他軍の選手を次々と失格に追い込んでいく展開となる。
 最終局面となり、生き残った土井、Kzy、マリア、清水の4名が対峙。清水がKzyをブロックバスターでリング内から場外へ豪快に放り捨てるも、DG世代の仲間たちがキャッチしたことで失格を免れる。これを仲間とともに大喜びするKzyに清水のラリアットが叩き込まれ、Kzyが無念のOTR。
 さらに清水はマリアへ砲丸投げスラムを狙っていくが、これをマリアが狙い撃ちで切り返し鮮やかな3カウント。雄叫びを上げて大喜びするマリアだったが、最終盤になってからリングの隅でじっと機会を伺っていた土井が猛ダッシュで突っ込んでいき、マリアを突き飛ばしてOTR。

 現ドリームゲート王者でありながら、現ブレイブゲート王者の石田凱士に2回戦で敗れて敗退していた土井はチャンスをものにして決勝トーナメント進出を決め、「これで首の皮1枚つながったな!ドリームゲートチャンピオンはしぶといからな!あと2つ!これ、俺がモノにするぞ!ここまで来た以上、このバトルを制した以上、この勢いで優勝しか無いやろこれ!」と喜びの声を上げた。

 この結果を受け、YAMATO、石田凱士、Eita、土井成樹の4選手で決勝トーナメントが行われることが決定。決勝トーナメント1回戦は6月6日の配信で行われ、組み合わせは当日抽選にて決定。そして決勝戦は翌7日の配信大会で行われる見込みだ。