9日、神奈川県・横浜文化体育館にて『アイスリボン横浜文化体育館大会FINAL』が行われ、星ハム子がIW19王座の2度目の防衛に成功した。

 IW19王座とは、2010年にアイスリボンの姉妹団体として誕生し、当時はUSTREAMで無観客試合を配信していた『19時女子プロレス』のベルト。新型コロナウイルス感染拡大による興行自粛の中、アイスリボンでは4月25日から無観客試合をニコニコ生放送やYoutubeで配信し、IW19王座を復活させて新王者決定トーナメントを行うなど、観客を入れた大会が開催できない時期も途切れること無く試合の模様を配信してきた。

 このトーナメントを制したのは星ハム子。実娘・星いぶきもアイスリボンである“ママさんレスラー”として知られるハム子は、時間切れ引き分けの場合にはファン投票で勝敗が決まるシステムのトーナメントに於いて、現リボンタッグ王者の藤本つかさ、つくしを相手に1〜2回戦をファン投票で勝利し、決勝戦ではICE×∞王者の雪妃真矢から3カウントを奪って王座を戴冠。名実ともにピープルズチャンピオンとしての地位を勝ち得ていた。
 
 そして、先月25日にアイスリボン所属時代には先輩であった真琴が「私も過去に2回挑戦して、そしてどっちも負けてます。3度目の正直なので、なんとかなっちゃう気がします。ハム子さん!かわいいかわいい先輩の挑戦受けてください!」とハム子に挑戦表明。
 当時は高い壁であった真琴を超えるべく、ハム子は真琴との約9年半ぶりのシングル戦での王座防衛に向けて気炎を上げていた。

 ハム子は、かつて真琴が苦手としていたセクシー攻撃や、「無気力きぃ〜っく!」とかつての真琴を真似ながら虚空に蹴りを放つなど精神ダメージを狙うが、大人になった真琴はハム子のセクシーポーズを真似て対抗し、「無気力キィック!」とはりきったテンションで同技を連打してくなど9年半の成長を見せつける。
 終盤にはハム子のタックルと真琴のスピアーが交錯する激しい肉弾戦となり、ハム子がラリアットを狙ったところで真琴がレッグロールクラッチ。しかしハム子はこれを女の執念(丸め込みを切り替えしての丸め込み)からハムロール(マットを転がって相手を巻き込んでの丸め込み)で3カウント。

 試合後、ハム子は「真琴さんとは9年半ぶりのシングルで、私まだ1度も勝ったことなかったんですけど、アイスリボンはホームだから自分の力になるし、チャンスだなと思って戦ったんですけど、気持ち負けせず、最後まで自分の女の執念とハムロールで真琴さんから今日初勝利を奪うことが出来ました!イエイ♪」とVサイン。
 
 そして「このご時世、配信で試合を行うことが多いから、このベルトにとってはチャンスだと思うので、たとえ強い先輩が相手だろうと、私はベルトをかけてこれからも闘いたいと思います。後輩とも試合がしたいし、とにかくこのベルトの価値を上げていきたい!」と王者としてのビジョンを語った。