14日、東京都・後楽園ホールにて『Beginning後楽園ホール大会』が行われ、関口翔と松井珠紗が現AWG王者・高瀬みゆきへの挑戦権をかけてのシングル戦を行うことが決まった。

 Beginningは『女優によるプロレス団体』をコンセプトに所属選手を“アクトレスガールズ”と呼称して2015年に旗揚げされた女子プロレス団体。今年7月までプレイングマネージャーとして所属していた堀田祐美子の指導を受けて短期間に急成長を遂げ、現在ほぼ全ての女子団体にアクトレスガールズが参戦している。
そして、元オリンピックスノーボーダーの成田童夢さんが総合監修を務める”女優達がリング上で演じて闘い、個性を発揮し様々なパフォーマンスを繰り広げるステージ”をコンセプトに立ち上げる団体、『Action RING Girl’s』(通称『アクトリング』)のスタートを発表するなど多角的な展開を見せている。

 高瀬は2017年1月にデビューした直後から数多くの団体で試合経験を積み、デビューから2年で有田ひめか(現スターダム所属のひめか)をパートナーにBEYOND THE SEA TAG TEAM王座(SEAdLINNNGタッグ王座)を獲得する活躍を見せ、昨年11月にはひめかを破ってアクトレスガールズの至宝であるAWGシングル王座を戴冠。

 この日のメインイベントでは、高瀬みゆき&松井珠紗vs関口翔&青野未来のタッグマッチが行われ、高瀬のライバルである関口が王者とのマッチアップを強く意識。しかし高瀬を狙う1人である松井は関口との対面にこだわりを見せ、終盤は関口の得意とする柔道技と松井のスープレックスの意地の張り合いとなるも、最後は関口がランニングSTOで松井を沈めた。

 試合に勝利した関口は高瀬の王座への挑戦を表明するが、敗れた松井も高瀬への挑戦を諦めきれず睨み合いに。高瀬の大岡裁きによって両者によるシングルマッチの勝者に挑戦権が与えられることになると、松井は先輩である関口へビンタで挑発。関口は顔色一つ変えずに強烈なビンタでやり返し、両者は一騎打ちを前に因縁を深めた。

 後楽園ホールでの初メインイベンターを務めた関口は、これから団体を背負っていく覚悟を語り、「自分はたくさんの経験をして来ました。まずは松井珠紗に勝って高瀬みゆき戦に絶対に挑みたいと思います!」とOZアカデミーなどの他団体への参戦で培った経験値に自信を見せた。

 一方、松井は試合に敗れ、「不甲斐ない試合をしてしまった」と悔し泣きしながらも「ベルトへの挑戦への想いはずっと胸に秘めていました。それを勢いとはいえ言ってしまったので、翔さんとシングルするまでに、もっともっとたくさん練習して、今日を全然超える自分になりたいと思います。もっともっと強くなった自分で、アクトレスガールズのシングルのタイトルを絶対に巻きます!」と涙声で思いを叫んだ。

 関口と松井の王座挑戦権をかけたシングルマッチは、9月6日の北千住大会にて行われる。