14日、東京都・後楽園ホールにて『Beginning後楽園ホール大会』が行われ、三浦亜美が待望のプロデビューを果たした。

 Beginningは『女優によるプロレス団体』をコンセプトに所属選手を“アクトレスガールズ”と呼称して2015年に旗揚げされた女子プロレス団体。今年7月までプレイングマネージャーとして所属していた堀田祐美子の指導を受けて短期間に急成長を遂げ、現在ほぼ全ての女子団体にアクトレスガールズが参戦している。
そして、元オリンピックスノーボーダーの成田童夢さんが総合監修を務める”女優達がリング上で演じて闘い、個性を発揮し様々なパフォーマンスを繰り広げるステージ”をコンセプトに立ち上げる団体、『Action RING Girl’s』(通称『アクトリング』)のスタートを発表するなど多角的な展開を見せている。

 そして、この日は新人・三浦亜美が後楽園ホールでデビュー。
 三浦はフリーの役者として活動し、生演奏ミュージカル『信長の野望―炎舞―』にて月山和香(今月2日デビュー)との共演を切っ掛けに女子プロレス入り。コロナ禍による興行自粛でデビューが遅れたものの、170cmの長身と鍛えられた肉体によるパワーファイトが期待されている選手だ。

 三浦のデビュー戦の相手は、現OZアカデミー認定タッグ王者AKINOの親友であるというマスクウーマンのnoki-A。正体不明ながらアルシオンのライセンスナンバー55を持っていた古豪として知られている。
 noki-Aは三浦の握手をスカして即座に丸め込みでの決着を狙い、その後も得意のジャベや執拗な顔面踏みつけなどでプロの洗礼を与えていく。
 三浦は雄叫びを上げながらのショルダータックルでnoki-Aを吹き飛ばし、ボディスラム連発で猛攻をかけていくが、投げ合いに競り勝ったnoki-Aがバックドロップからのnoki-anバックブリーカー(変形メキシカンバックブリーカー)で絞め上げると三浦は無念のギブアップ。

 試合後、マイクを取ったnoki-Aは三浦の根性を認め、「お前、一年後が楽しみだよ。多分アクトレスのベルトに1年後には絡んでるぞ。楽しみにしといてやれよ」とその将来性に太鼓判を押した。

 役者として培った舞台度胸からかデビュー戦ながら萎縮せずに戦い抜いた三浦は、「ホントに緊張しました。でも、リングに上がって先輩たちの声とか、お客さんの拍手とかすごい聞こえて来たので、それでなんとか頑張れたという感じです」と明るく語り、現アクトレスガールズ王者の高瀬みゆきを目標として挙げた。