KO-D無差別級王者の遠藤哲哉が、所属するユニット「ダムネーション」から“カリスマ”佐々木大輔を追放することに成功。両者は、DDTプロレスリング今年最後のビッグマッチとなる、11月3日、東京・大田区総合体育館でタイトルを懸けて激突するが、遠藤はそこで佐々木に引導を渡す意向を示した。

 同団体は27日、東京・後楽園ホールで、「Who's Gonna TOP? 2020」を開催。メインイベントでは、佐々木、遠藤、T-Hawk、エル・リンダマンの「ダムハーツ」(ダムネーションとストロングハーツの業務提携軍)が、HARASHIMA、樋口和貞、坂口征夫、納谷幸男組と対戦した。

 試合は一進一退のめまぐるしい攻防となったが、15分過ぎ、佐々木が押さえる納谷めがけて、遠藤がハンドスプリング・オーバーヘッドキックを見舞った。佐々木がペディグリーからダイビング・エルボードロップを繰り出すと、遠藤がスワンダイブ式450°スプラッシュを一閃。すかさず、佐々木がカバーするもカウントは2。ならばと、佐々木がクロス・フェースロックで絞め上げ、粘る納谷からギブアップを奪い、好連係の「ダムハーツ」が勝利。

 マイクを持った佐々木は「あんな寄せ集めじゃ、オレたちにかなうわけないだろ。こっちはT-Hawk、リンダマン、チャンピオンの哲哉、大田区の挑戦者のオレがいるんだ。哲哉! 何度も言うけど、オレは絶好調。オレが巻くんだ。ベルト磨いておくんだな」とアピール。

 これに対して、遠藤は「カリスマ、またその話ですか。絶好調とか聞き飽きた」と吐き捨てた。すると、佐々木は背後から遠藤に急所打ちを見舞い、「ガタガタうるせぇんだよ。テメーがオレの名前を出して、挑戦者に指名したときから決めてたことがある。『ダムネーション』追放だ。やっちまえ!」とメンバーに指示を出すも、誰も動かず。逆に、セコンドの島谷常寛がリングインして、「ダムネーション」の看板で佐々木の頭を殴打すると、「ダムハーツ」全員がカリスマを襲撃した。最後に遠藤が逆襲の急所蹴りからトーチャーラックボムを見舞うと、佐々木は大の字に。

 遠藤は「カリスマ、いや佐々木大輔。オレも考えたことがあるんだよ。指名したときから、アンタを追放するって。佐々木大輔はもう『ダムネーション』にいらない。何が起こってるかわかってないようだな。オレもアンタと同じことをしたんだよ。アンタの考えてることなんか、お見通しなんだよ。『ダムネーション』は、佐々木大輔抜きでやっていく!」と宣言して、退場した。

 バックステージで、遠藤は「佐々木大輔に対する恨みつらみ。『オマエを超える』とかどうでもいいんだよ。大田区でオマエのキャリアを終わらせてやる!」と発言。リンダマンは「(ポーリーが何を言ってるか)わかる? 最初に佐々木大輔に『遠藤哲哉を追放しよう』と言われたけど、遠藤にも『佐々木を追放しよう』って言われたから、オレたちは遠藤哲哉を選んだってことですよ」と事情説明した。

 ガックリ肩を落とし、独りでコメントスペースに現れた佐々木は「オイ、遠藤哲哉。やってくれたな。遠藤哲哉が『ダムネーション』? 違うよ。『ダムネーション』はオレだ。オレは人徳もないから、これから一人でやっていく。オレが一人で『ダムネーション』をやっていく。遠藤哲哉、そのほかの全員許さない。ズタズタに引き裂いて土下座させてやる」とコメントした。