金委員長が「大満足」、米大統領の親書受け取り 協議に前向きな姿勢

金委員長が「大満足」、米大統領の親書受け取り 協議に前向きな姿勢

北朝鮮の国営メディアは24日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、今月18日にアメリカのドナルド・トランプ大統領と面会した金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長から訪米結果について報告を受けたと報じた。トランプ大統領からの親書を受け取った金委員長は、「大いに満足」だと反応したという。

朝鮮中央通信は、「金委員長は、トランプ大統領の前向きな考え方を信じ、忍耐強く誠実な姿勢で待つ。そして、朝米両国が共に到達すべき目標に向かって一歩ずつ進んでいくと述べた」と伝えた。

また、「トランプ大統領が異例の決意と意志を表明した」ことを、金委員長が「高く評価した」とも報じた。

ホワイトハウスは、トランプ大統領と金副委員長が面会した同じ日に、金委員長とトランプ大統領による2回目の首脳会談を2月末までに開催すると発表していた。

米朝両首脳は昨年6月にシンガポールで初対面し、北朝鮮の非核化の可能性を協議した。

非核化協議はそれ以来、停滞が続いていたが、ここへきて2回目の米朝首脳会談に向けた外交活動が慌しさを増している。

昨年の米朝首脳会談の直前と同様、金委員長は今月初めに中国を訪問し、習近平国家主席と会談した一方で、金委員長の最側近の1人で、対米交渉を率いてきた金副委員長が、ホワイトハウスでトランプ大統領と面会した。

今のところ、2回目の米朝首脳会談の開催場所について発表はないが、ベトナムではないかとの観測が高まっている。

金委員長は今年の「新年のあいさつ」で、アメリカが制裁を解除しなければ「新しい道を模索」する可能性があるとけん制していたが、その後は、融和的な論調だ。

両首脳が歩み寄り昨年の首脳会談の開催に至ったが、その前年の2017年は激動だった。北朝鮮は、米本土に到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行い、両首脳が互いに核兵器によって相手を壊滅させるなどと脅し合うなど、言葉の応酬が激しさを増していた。

昨年の首脳会談では、非核化に関する一般的な合意が交わされたが、これまでのところほとんど実現していない。

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北朝鮮は核施設について詳細な説明をしていない。そのため、国際的な制裁措置は依然として科されたままだ。制裁対象には石炭の輸出や、石油など必需品の輸入が含まれる。

米政府は非核化なしの制裁解除はあり得ないと主張するものの、北朝鮮は制裁を解除すれば非核化に応じる姿勢で、両国の方針は食い違っている。

これまでも国際社会はたびたび、北朝鮮による制裁を回避を非難している。


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