ミロク情報サービス(MJS、是枝周樹社長)と、その子会社で中小企業の事業承継・事業継続を支援するMJS M&Aパートナーズ(mmap、中俣和久社長)は3月25日、信金中央金庫(柴田弘之理事長)と信金キャピタル(山口和男社長)と、中小企業への事業承継、M&A支援に関する業務提携を行ったと発表した。

 中小企業では、実務支援者の不足により事業承継対策を講じることなく廃業に至るケースが増えている。こうした状況を改善するため、MJSグループはmmapを中心に、MJSグループがもつ全国8400所の会計事務所のパートナーシップを通じて、全国の中小企業の事業承継や事業継続、さらには成長支援を行ってきた。
 一方、信金中金グループでは、トランビ(高橋聡代表取締役)とともに構築を進めてきた信用金庫業界専用M&Aプラットフォーム「しんきんトランビプラス」について、4月1日に運用を開始する予定。また、さらなる事業承継・M&A支援強化策として、小規模M&A支援のためのパッケージメニュー「シンプルM&A」の取り扱いを開始するほか、外部専門機関との連携により、信用金庫と取引先が交渉の助言や専門家の紹介などを受けられる専門機関ネットワークを構築している。
 今回の提携により、MJSグループと信金中金グループは、それぞれがもつノウハウやネットワークを生かし、さらに幅広い中小企業に対して、事業承継、事業継続を支援する体制を構築した。
 具体的には、MJSグループは信金中金グループが連携する外部専門機関の一つとして、各地域の信用金庫から取引先の事業承継・M&Aに係る相談に対応可能な専門家の紹介依頼を受け付ける。相談内容に応じ、MJSグループがもつネットワークから税理士や会計士など適切な専門家を紹介し、信用金庫担当者とともに取引先を訪問して、ニーズに合わせてアドバイザリー、コンサルティングなどのサービスを提供する。また、必要に応じて、mmap自身が事業承継・M&A支援業務を行う。これにより、多くの中小企業が抱える経営者の高齢化や後継者不足という経営課題に対し、さらに強力にサポートしていく。