メルカリは、全国のフリマアプリ利用者1030人を対象に実施した「100円以下の利益でフリマアプリに出品する利用者」の意識・実態調査の結果を発表した。これによると、フリマアプリに出品しているユーザーの22.0%が、「3回に1回以上」の頻度で、送料と手数料を差し引いた利益が100円以下でフリマアプリに出品していると回答。この少額取引者の性別をみると、63.3%が女性だった。

 少額取引利用者が、商品が売れた際に「嬉しい・楽しい」と感じる理由のトップ3は、1位が「使えるモノを捨てる罪悪感がなくなるから(63.6%)」、2位が「無駄なく生活ができていると感じるから(55.9%)」、3位が「儲かったと感じるから(52.5%)」だった。
 男女別に見ると、男性は女性よりも「他者に評価されたと感じるから」という回答が多く、22.8%の意識差があった。一方、女性は男性よりも「使えるモノを捨てる罪悪感がなくなるから」という回答が多く、8.7%の意識差があった。また、少額取引利用者の約59.8%がフリマアプリでの商品販売に「ハマっている」と回答した。
 こうしたデータから、マーケティングライターの牛窪恵氏は、たとえ少額の利益しか得られなくても、出品した時点で「捨てる罪悪感」から解放される点、さらにそれが誰かに売れることで、高度な「承認欲求」が満たされる点などが一種の快感につながっている、と分析。全回答者のうち53.3%が、フリマアプリ利用後に身の回りの売れるモノを探し始めることからも、フリマアプリは「サステナビリティ」への配慮だけでなく、現代人のストレス緩和にも貢献する重要なサービスに成長したとの見方を示した。