渋谷区役所は、2020年4月1日から住民票の写しがLINEで請求できるサービスを開始した。1通300円の事務手数料に加え、本来は郵便手数料(送料)がかかるが、9月30日まで、キャンペーンとして無料。LINEのアカウントを保有するスマートフォン(スマホ)決済サービス「LINE Pay」ユーザーは、外出することなく、金融機関の口座開設・住所変更手続きなどに必要な住民票の写しを入手できる。

 住民票の写しのLINE請求ができるのは、請求者が本人または同一世帯の場合のみで、証明書の送付先は現在の住民票上の登録住所に限られる。請求者の本人確認のための、運転免許証やマイナンバーカードなどの写真付き身分証明書が必要。
 渋谷区は他にもLINEを活用した行政情報を発信しており、LINE申請の詳細・対象となる証明書の一覧はウェブサイトで公開している。この件の問い合わせ先は、住民戸籍課郵送担当が担う。
 4月3日、渋谷区役所は、総務大臣コメントに対する見解を公表。eKYCという精度の高いAI顔認証を使ったオンライン上の本人確認を実装しており、通常の窓口での申請よりも安心・安全だと訴えた。もともと総務省の認可は得ており、将来、こうした非来庁型サービスの充実度が行政の評価につながりそうだ。