math channelは、現在の社会情勢を踏まえ、首都圏を中心として保育園、幼稚園、小学校に子どもを通わせている保護者を対象に、「オンラインでの学び」などに関しての意識や現状に関するアンケートを4月21日から26日まで実施した。

 「全国一斉休校(20年2月末)以前も、オンライン学習サービスを利用していたか」という質問に対し、「利用していた」と回答した人が42%、「利用していなかったが、利用をし始めた」と回答した人が39%という結果だった。休校以後に利用し始めた人も多数いることで、オンライン学習サービスを利用する家庭が全体の81%にのぼり、オンライン学習サービスを活用する家庭が急激に増えていることが浮き彫りとなった。
 「今後、学校以外の外部オンライン学習を子どもの学びに取り入れていこう(現在利用していない人は、今後取り入れたい)と考えているか」という質問に対して、「休校期間など関係なく今後も利用していく(または、利用したい)」と回答した人は全体の74%と最も高い回答となった。
 また、「休校以降に利用をし始めた」家庭の中で、「休校終了後も利用していく」と回答している家庭が68%と、2月末以降に利用し始めた家庭も約3人に2人が継続利用に前向きと回答し、オンライン学習の価値をこれを機に実感している人も多いことが分かった。
 「保護者が外部オンライン学習サービスに求める方向性はどれが一番近い感覚となるか」という質問で最も回答が集まったのは、「“学校で得られるはずの学習”以外の学び、知的好奇心を深めるもの」で、全体の66%という結果だった。教科的な学びの補完以上に、さらに知的好奇心を深めるものをオンライン学習サービスへ求めている保護者が多いことが明らかになった。
 「保護者にとって、とくに外部オンライン学習サービスを利用したいと感じる教科」(複数回答可)を聞いたところ、「算数」の授業を求めていると回答した人は全体のうち71%にのぼった。次点で「英語」(58%)と同程度に「理科」(57%)へも要望が集まり、理数系、語学系の科目が求められていることがうかがえる。また、「教科にとらわれない、総合的な学び」(46%)といった、科目外への学びに対するニーズも高いことが分かった。
 今回の調査結果では、2月末からの全国一斉休校も契機として、オンライン学習の利用者が大きく増加。また、休校解除後もオンライン学習を活用していきたいと答えている人も多く、休校など関係なくとも、オンライン学習の価値を強く感じている人が多いことが明らかになった。
 このほかの結果については、「子ども自身を取り巻く現在の環境で、今一番“困る”」と感じていることとして「学習・習い事」や「運動・遊び」ができる環境が減っていること以上に、「家族以外の他者とのコミュニケーション機会が少ない」ことを課題としている家庭が最も多い結果(全体の45%)となった。
 他者とのコミュニケーションに関する課題については、学校などの教育機関とも連携しつつ、math channelが提供するようなオンライン学習サービスをさらに発展させていく必要があるとしている。