ソフトバンクグループとソフトバンク、ヤフーが共同出資するPayPayは2020年7月1日、地方自治体と共同でスマートフォン(スマホ)決済サービス「PayPay」を活用し、街の店舗を応援する「あなたのまちを応援プロジェクト」を開始した。
 キャンペーン内容は共通で、キャンペーン期間中に対象店舗でPayPayで支払うと、支払い金額の10〜30%を還元する。付与条件は、自治体によって異なり、千葉県館山市で1回・期間合計とも5000円、茨城県かすみがうら市で1回1000円・1カ月1万円など。対象店舗は、市内の中・小規模のPayPay加盟店のうち、自治体とPayPayが指定した店舗で、PayPayアプリの「近くのお店」から探せる。マップ上の目印は、アイコン上の「応援」マークだ。
 プロジェクト特設ページでは、北から南へ、都道府県ごとに終了分も含めて記載しているが、今回は東京都心(JR山手線 池袋駅・新宿駅・東京駅)からウェブサイト「ジョルダン 乗り換え案内」で所要時間が40分以内に収まった自治体をピックアップした。

●JR池袋駅から40分以内


・【20%還元】埼玉県さいたま市(乗車時間24分) 9月19日〜10月16日
・【30%還元】埼玉県蕨(わらび)市(乗車時間23分) 10月1〜31日
 埼玉県さいたま市とPayPayが共同で実施する「さいたま市!最大20%戻ってくるキャンペーン」は、当初より2日後ろ倒しで9月19日にスタートした。埼玉県の秩父市、幸手(さって)市、本庄市もキャンペーンを実施する。

●JR東京駅から40分以内


・【10%還元】千葉県市川市(乗車時間18分) 8月1日〜12月31日
・【20%還元】東京都渋谷区 10月1日〜14日
・【30%還元】東京都墨田区 10月1日〜31日
・【20%還元】東京都板橋区 10月1日〜11月30日
 千葉県市川市は還元率は低いが、年内までと期間は長い。東京23区内の3区は10月1日に一斉開始となるが、終了日はそれぞれ異なる。そのうちの1区、墨田区は、区と墨田区商店街連合会、PayPayが指定した店舗が対象。墨田区商店街連合会は、PayPayのサービス開始直後の18年12月時点で、墨田区商店街の約300店舗(当時)にPayPayを導入。早くからの取り組みが、今回の地元応援キャンペーンにつながったようだ。

●JR新宿駅から40分以内


・【30%還元】東京都東大和市(40分) 9月1〜30日
・【20%還元】東京都東村山市(37分) 10月1日〜12月31日
・【20%還元】東京都小平市(31分) 11月1〜30日/2021年1月1〜31日
 東村山市は、市内に九つの駅があり、新宿のほか、池袋からのアクセスもいい。小平市は、年末の12月を飛ばし、合計2カ月間実施する。いずれも合同開催なので、自治体の広報誌などでも告知されているはずなのでチェックしよう。
 また、PayPayほど対象自治体数は多くないが、d払い、au PAYも自治体との合同キャンペーンを実施している。メルペイは、9月31日まで「全国のお店を応援!メルペイ20%還元キャンペーン」を実施中。一部自治体では、国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を活用した「プレミアム付商品券」を市民限定で販売しているが、その店舗を利用する他市民は20〜50%還元といったプレミアムの恩恵を受けられない。対して、スマホ決済サービスの還元キャンペーンなら居住地は関係ないので活用しよう。(BCN・嵯峨野 芙美)