中学生の英語の家庭学習として、すぐに思いつくのは音読や問題集での演習。もし既にそうした基礎的な学習を行っているなら、今度は英語日記を始めてみるのはいかがでしょうか。

英語日記なら日本の中高生に不足しがちな「英文を書く」機会を増やせますし、自分の意見や行動を英語で書く楽しさも味わえます。

この記事のポイント

  • 中学生のうちから英語日記をつけるメリット
  • 日記に使える英語表現
  • 1つの内容で4文以上書ければ受験対策にも!

中学生のうちから英語日記をつけるメリット

中学生の英語の目標の1つは自分の関心や趣味・日記などを英語で書けるようになること。しかし、学校の授業や宿題で自分の意見や行動を英語で書く機会は多くありません。

ベネッセの「高1生英語学習に関する調査<2015-2019継続調査>」によれば、調査対象である高校1年生のうち、英文を書く機会が「ほとんどない」「月に1〜3回」と答えた生徒は6割以上を占めました。

そこで、英文を書く習慣づけのおすすめなのが英語日記です。

もし中学生の段階で英文を書く習慣がつけば、それだけで他の生徒に大きく差をつけるチャンス。学校の英語を「使える英語」に成長させていくこともできるでしょう。

日記に使える英語表現

英語日記を続けるコツは、最初から全部自分で書こうとしないこと。定型表現をアレンジしながら自分の考えや行動を書いていきましょう。

では、英語日記で使える表現をいくつかご紹介します。

<行動に関する表現>

● I went to (場所)with (人)this afternoon.「午後は△△と○○へ行った」
● I told (人)about (名詞句). 「私は△△に○○について話した」
● I read (読んだもの)on the Internet. 「インターネットで○○を読んだ」

<意見・考えに関する表現>

● I wonder why (主語+動詞+α).「どうして・・・なのだろう」
● (物事)is a big problem in (地域・都市名・国名).「○○は△△において大きな問題だ」
● What we can do is to (動詞の原形+α). 「私たちにできるのは○○することだ」

1つの内容で4文以上書ければ受験対策にも!

家庭学習で英語日記を続けることは、高校入試の英作文対策にもなります。英語表現が頭の中にストックされ、書きたい内容に合った英語表現を思いつきやすくなるからです。

都立高校では3つの英文を使った英作文、神奈川県公立高校では絵と文に合った指定語数以上の英文(節)を書かなければなりません。

英語日記で4文以上書くことに慣れていれば、「ネタはあるのに英文が書けない」と頭を抱えることも減るでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

英語日記は、英語で自分の行動や考えを書く練習に効果的な家庭学習です。続けるコツは、最初から全部自分で英文を考えようとするのではなく、よく使われる英語表現をアレンジして書くこと。

4文以上の英語日記を書けるようになれば、高校入試の英作文でも余裕をもって取り組めるでしょう。


出典:中学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 外国語編|文部科学省
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387018_010.pdf

出典:令和2年度都立高等学校入学者選抜 学力検査問題及び正答表|東京都
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/ability_test/problem_and_answer/release20200221_01.html

出典:令和2年度 共通選抜 学力検査問題|神奈川県
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/dc4/nyusen/nyusen/gakuryokukensa/r2.html

出典:高1生英語学習に関する調査<2015-2019継続調査>|ベネッセ教育総合研究所
https://berd.benesse.jp/global/research/detail1.php?id=5467