3歳くらいになると、ひらがなを書いたり読んだりすることに興味を持つお子さまも出てきます。この「楽しい」と思っている時期こそ、ひらがな遊びをするよいタイミング。楽しみながらひらがなに触れられる「ことば遊び」を紹介します。興味のないお子さまも好きな遊びが見つかるかもしれません。

この記事のポイント

  • まずは「読むこと」と「話すこと」から始めよう
  • ひらがなにいっぱい触れよう! 楽しい「ことば遊び」のアイデア
  • 日常の中に溢れるひらがなもどんどん使おう

まずは「読むこと」と「話すこと」から始めよう

ひらがなに興味を持ち始めたといっても、「書くこと」はまだ先です。突然鉛筆を持たせてしまうと、嫌になってしまう可能性もあります。まずは、読んだり話したりすることから。お子さまがやりたがれば先に進めてもいいですが、そうでなければゆっくり進めていきましょう。

興味のあることは、どんどん覚えることができます。大人だって同じです。苦手な勉強はなかなか覚えられなくても、好きなドラマの内容は記憶に残るものではないでしょうか。興味のあることをもっと楽しくしてあげれば、さらに成長を後押ししてあげられます。

もし興味がないお子さまでも、楽しいと思うことができればひらがなを覚えていけるかもしれません。大事なのは「勉強する」ではなく「遊ぶ」ことです。無理なく楽しくひらがらに触れられる方法を考えてみましょう。

ひらがなにいっぱい触れよう! 楽しい「ことば遊び」のアイデア

今回は「読む」「話す」に重点を置いたことば遊びを紹介します。長い文章ではなく、一つひとつの「言葉」を意識できるものを揃えてみました。

・「あ」から始まるものなーんだ?
指定した文字から始まる言葉を探すゲームです。「か」から始まる言葉なら「かえる」「カラス」、「お」から始まる言葉なら「おにぎり」「おなか」などですね。頭にくるひらがなをイメージしながら、語彙力も増やすことができます。

慣れてきたら、条件を作ってもいいでしょう。「『い』から始まる食べ物」「『さ』から始まる3文字のもの」などですね。条件を増やしていけば、小学生でも十分楽しめます。

・しりとり遊び
先ほどの遊びに慣れてきたら、しりとり遊びを始めてみましょう。先ほどは言葉の「頭」だけに注目しましたが、今度は「お尻」も使います。次々出てくるひらがなをイメージして、言葉に変えることができるでしょうか。

こちらもさらに難しくすることができます。たとえば「とけい→けいさん→さんすう」という感じに、語尾の2文字を使う「2文字しりとり」。後ろから二番目の場所に「ん」が来ないようにしなければならないので、難易度は高めです。

また、「すいか→いくら→くじら→じかん」という感じに、3つの言葉の真ん中を使う「なかしりとり」もあります。いろんな応用ができるので、幼児から小学生、大人でも楽しむことができるでしょう。

・逆さことば遊び
「いるか」の反対は「かるい」。「くるみ」の反対は「みるく」。そんな逆さことば遊びは、保護者のかたも子どものころにやったことがあるのではないでしょうか。意味がわからない言葉になったり、まったく違った意味になったりして面白いですよね。言葉にしながら形もイメージするので、音と形の両方でひらがなを覚えていくことができます。

始めは2文字くらいの短い言葉から、徐々に文字数を増やしていくと◎です。紙に書いて指でたどってみるのもいいでしょう。読む力も一緒に育っていきます。

・カルタ遊び
ことば遊びの定番ともいえる「カルタ」。耳で聞いて、目で探すことができるので、いろんな方向からひらがなに触れることができます。お正月の遊びという印象もありますが、ぜひ一年通して遊びたいものです。

始めは長い文章のものではなく、「りんご」「みかん」など単語で探すものがおすすめです。文字が大きく書いてあるとなお◎。このほうがひらがなを意識することができます。慣れてきたら、長い文章のものやことわざのものなどを取り入れると、語彙力もアップ! 読み手になってみるのもいいですね。

日常の中に溢れるひらがなもどんどん使おう

ひらがなは、遊びの中でしか触れられないわけではありません。お店の看板、絵本、お菓子のパッケージなど、いろんなところに散りばめられています。

「あれは〇〇ちゃんの名前と同じ『こ』だね」「これは何て読むか知ってる?」という感じで、会話の中で自然に取り入れていくといいでしょう。特に名前に使われているひらがなは触れる機会が多いので、積極的に言葉に出してあげると◎です。

まとめ & 実践 TIPS

遊びながらひらがなに触れていけたら、きっと無理なく覚えていけるはず。興味のあるものを伸ばしてあげるという感じで、遊びや生活の中にさりげなく入れ込んでいくといいでしょう。ひらがなに興味のないお子さまも、「この遊び面白い!」と思えるものが何か一つでも見つかれば嬉しいです。