大事な離乳食期。毎日工夫して調理をしたり、食べないお子さまにやきもきしたり……保護者のかたも大変な思いをしていることと思います。そんな離乳食は、いったいいつまでなのでしょうか? そして、終わったあとはどうすればよいのでしょうか?

この記事のポイント

  • 離乳食終了は1歳半くらい
  • 離乳食が終わってもステップを踏むことは同じ
  • 入園前に試しておいてほしいもの

離乳食終了は1歳半くらい

離乳食には、「初期」「中期」「後期」「完了期」というステップがあります。その中でも最後の完了期とよばれる時期は、1歳〜1歳半くらい。これを経て離乳食終了となるので、だいたい1歳半過ぎくらいを目安に考えるとよいでしょう。

ただし、子どもの様子によって時期は異なります。食べ方、歯の生え方など、個人差も大きいです。「いつまで」という言葉にとらわれすぎずに、以下の項目をクリアできていると思ったら離乳食終了としましょう。

・3回食+2回の間食がしっかりできている
・しっかり「もぐもぐ」「かみかみ」して食べられている
・必要な栄養を食事でとることができている(卒乳・断乳ができた、もしくは近い)

離乳食が終わってもステップを踏むことは同じ

さて、離乳食が終わったからといって、急に大人と同じ食事にしてよいわけではありません。少しずつ段階的にというのは、離乳食期と同じです。でも、今までほど神経質にはならなくてOK。子どもが食べやすい食事を心がけ、ちょっとだけ工夫をしてみてください。

・薄味を心がけて

幼児期も離乳食期と同じように薄味にしましょう。大人と同じものを食べさせてもよいですが、味付けを別にしたり、少し薄めたり、量を調整したりしてみてください。大人の食事も一緒に薄味にすれば、わざわざ別にする手間も省けますし、健康的。普段の食事に気を付けていれば、たまには濃い味のものを食べても大丈夫です。

・固いものや大きいものは食べやすく

上手に噛めるようになったとはいえ、まだ大人ほど噛む力があるわけではありません。弾力のあるものは丸のみしてしまうと危険ですよね。ですから、ちょっとだけ食べやすく工夫をしてあげましょう。

根菜や肉などの固いものは柔らかめにしたり、こんにゃくなどは小さく切ってあげたりします。お子さまの様子を見ながら、少しずつ大人と同じ固さ、大きさにしていけばOK。調理後にキッチンバサミで切るようにするとラクですよ。

・アレルギーの心配があるものは慎重に

エビやカニ、蕎麦などは、慌てて食べさせなくてもOKです。もし食べるのであれば、何かあっても対応できるように「少ない量」で、病院が開いている平日の「午前中」に。これは離乳食期と同じです。まだまだ食べたことのない食材もたくさんあるはず。アレルギーが心配なものは、様子を見ながら少量ずつ食べさせていくことを心がけてください。

入園前に試しておいてほしいもの

給食では、いろんな食材が出ます。たとえば果物。りんごやオレンジ、キウイフルーツなど、「特定原材料に準ずる20品目」に入っているものが出されることも多いです。果物はあまり食べないという家庭もあると思いますが、入園前に一度でよいので食べておくと安心かもしれません。

また、お餅やアメなども保育園・幼稚園で食べる可能性があります。遠足、収穫祭、餅つき会……、園にはいろんな行事があるからです。でも、「今まで食べたことがない」という食べ物を保育園・幼稚園で口にするのはちょっと心配ですよね。それよりは、一度食べたことがあるという方がやはり安心。3歳を過ぎたら、いろんな食べ物を経験させてあげるとよいでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

離乳食後も、ゆっくりステップを踏んでいくことが大切。でも、「危ないから」とあれもこれも控える必要はありません。慎重に、でも新しいものにたくさん触れながら、お子さまの食の幅を広げていってあげてください。