私の口、臭う? 自覚しづらい口臭の原因を知って対策&予防しよう

私の口、臭う? 自覚しづらい口臭の原因を知って対策&予防しよう

予防したい口臭!原因が自分だったら


口臭・女性

日頃、電車やエレベーターなど人との距離が近くなるところで、どうしても耐えられないというような口臭に出遭ってしまってげんなりしたことはありませんか。

なかでも職場などで一緒にいることの多い人に強い口臭がある場合、一度だけでなく次に会ったときも、その次も同様に臭いがきついことがあります。だれもが気になるような強い口臭なのに、意外にも本人は気づいていない様子に思えることも。

かなりきつい口臭なのに自分では気づかず、対策もしていないのはなぜなのでしょうか。その理由は、臭いへの慣れだと言われています。同じような例として、自分の体臭が挙げられます。体臭のキツい人で例えばワキガの人なども自分の臭いには気づきにくいことが多いと言われています。

ふだんから慣れ親しんでいる臭いというのは意外なほど自分の鼻に馴染んでしまっていて、変化に気づきにくいものです。長い期間の出張や外泊を経て自宅に戻ったときや、余所のお宅にお邪魔したときなどにその家独特の臭いを感じるけれど、いつも過ごしている自宅では違いを意識することはほとんどありません。

それを踏まえて口臭について考えたときに、自分の口臭に気づいていない可能性もあるということです。もしかしたら、口臭のキツい人を避けていたのと同じように、自分も他の人に避けられているとしたら?
自分の口臭に気づく方法はあるのでしょうか。

まずは自分の口臭に気づこう! 予防のコツは?


歯ブラシ・糸ようじ

わざと口から息を吐いただけではわからないほどに、自分の臭いに慣れているとしたら。口臭の原因となりがちな物が手がかりになります。

一般的に口臭の原因となるもので、すぐにわかる原因は口内の変化です。例えば、口の中に残ったネギなど臭いの強い食品のカスや、口内に溜まった歯垢などがあるでしょう。

これらをチェックするなら、歯間ブラシやデンタルフロスで歯間を掃除して付着したもの、それらが手元になければ歯ブラシやティッシュでこすり取ったものの臭いを嗅いでみましょう。

また、舌の色を鏡でチェックしてみると、舌の表面に白いものがついていないでしょうか。舌に付着した白い汚れのようなものは舌苔(ぜったい)と呼びます。これをブラシやティッシュで取ってみましょう。

舌苔は舌についた細菌の集まりです。口内にいる嫌気性菌という菌は、タンパク質やアミノ酸といった食品の中に含まれる成分を元にして「揮発性硫黄化合物」という物質を出します。この物質が口臭の元になっているかもしれません。

臭いの原因らしいものを見つけたら、その部位ごとに歯間ブラシやデンタルフロス、歯ブラシ、舌苔を取るための舌ブラシなどを使って汚れを除去しましょう。

口臭の原因は、その9割近くが口内にあるといわれています。まずは口の中をしっかりチェックしてみましょう。

なお「自分から口臭が出ているのではないか」「自分の身体から嫌な臭いが出ているのではないか」という精神的な病気も存在します。本当に臭いがあって、自分が微かに気づいている、もしくは他人の様子からそうだと思われるかもしれませんが、精神的な病が重いと、自分の病に気づく病識を持てない場合もあります。

どちらなのかを判定する簡便な方法としては、市販のブレスチェッカーでの計測という方法があります。ブレスチェッカーの客観的数値ならばわかりやすいですね。

予防のためには原因を知ろう!胃が口臭の原因に?


月・女性

口臭の原因に関連して、口臭の出やすい身体的な状況があると言われています。原因となる物の除去と合わせて、口臭の原因と予防を考えるために確認しましょう。

人間は常に同じ状態であるように見えて、体調の変化があります。例えば女性なら、ホルモンバランスの変化による体調の変化がありますね。

口臭もホルモンの変化に合わせて出やすくなる場合があると言われています。月経中や妊娠中、また思春期や更年期にも口臭が出やすくなることがあるほか、加齢による口臭という場合もあります。

それ以外に、1日の変化でも口臭が出ることがあります。例えば朝起きたばかりの口臭を身近な人に指摘されたことはありませんか。他にも思い当たりやすい例では、お腹が空いているとき、疲れているとき、会議や試験前で緊張しているようなときにも口臭が出やすくなります。また、便秘の時も嫌な臭いが出ることがあります。

食事による、胃の内容物から出る臭いもあります。タバコやアルコール、ニンニクやネギなどといった臭いの強い食物は特に臭いが出やすく、口臭の元になりがちです。

このように、人が生活している中で自然にしていることや、避けがたい体調の変化などによって口臭が出ることはあります。特に生理的な理由については自分で抑えることのできない変化であるため、完全に予防することはできないとも言われています。

長期にわたって口臭があるという身体的、環境的な変化でなければ、口臭対策のガムやタブレットで臭いを隠したり、起床時や緊張時の口臭のように口内が乾燥することで起こる口臭には、意識的に水分を補ったりして、そのつど手立てを打つことで対処するのがよいでしょう。

病気が原因の口臭は予防できる?


歯・救急車

ホルモンバランスの変化や空腹、起床時などの生理的な理由による口臭以外は「病的口臭」と分類されます。病的口臭にはどのようなものがあるのでしょうか。

病的口臭の原因として多いのが、口内の疾患です。先ほど口臭の原因の9割近くが口内を原因としていることをご紹介しました。

例えば、歯周炎(歯槽膿漏「しそうのうろう」ともいう)、歯肉炎、悪性腫瘍などがあります。歯周病は自覚症状の少ないうちに悪化していくという特徴があります。

自分の口臭に気づかない間にその臭いに慣れていき、少しずつ口臭が悪化していくという問題が起きてしまうと言われています。

また歯列が揃っていなかったり、プラークや歯石が付着したりすることによって歯周ポケットができると、そこから歯槽骨が虫歯の菌に冒され溶かされて、歯がグラグラし出します。そこまで至れば歯科に通って気づくこともあるでしょう。しかし、その手前の状態なら気づかないままになっているかもしれません。

もし歯科で定期的に口内の状態をチェックしたり予防的処置を受けたりしていないのなら、口臭の原因としてこのような点に注目すべきかもしれません。

また、歯科以外の原因としては、糖尿病、肝疾患、腎疾患といった例もあります。いずれも素人には調べづらい、専門家による判断の必要な病気です。しかし、体調の変化があるか、近親者に罹患者がいる場合は健康診断を待たずに内科などを受診するとよいでしょう。

予防必須!口臭で被るデメリットとは


職場で離れる

口臭には原因によって分けると、生理的口臭と病的口臭の2種類があること、および病的口臭は疾患が背景となっているため、治すには通院が必要な場合があるということがわかりました。

生理的口臭の場合は、ホルモンバランスや食生活、嗜好品の使用など体調や生活習慣などが原因である場合が多く、長期的に続くものではないことが多いです。

では、生理的口臭はそのままにしておいて問題はないのでしょうか。

口臭で困ることとして、身近な人に自分の口臭を気づかれるという場面が挙げられます。親しくしている人ならなおさらです。くさい臭いというのは嫌悪感を覚えさせ、自分の臭いならまだしも、他人のくさい臭いをかぐわしく思うのはなかなか難しいことです。

また相手との関係が社会的評価につながりかねないオフィス内や、その他自分が大切にしているコミュニティ内での結びつきであると、より厄介になります。

口臭の原因として挙げたもの中には、歯石やプラーク、食べ物のカス、空腹や便秘もありましたが、これらの原因は食後のケアや食習慣、生活習慣の改善によってコントロールが可能です。

ブレスケア製品が市販されていることからも、日本人の多くは自分の口臭が他人に迷惑をかけることを日頃から気に掛けていることがわかります。その一方で、口臭をそのままにしていたら相手はどう思うでしょうか。

おそらく、自己管理のできない人物であるとか、傍若無人な人であるとかいった評価を内心で下されてしまう可能性もあります。

もし病的口臭なら、生理的口臭で被るこういった誤解のほかに自分自身の健康への害もあります。

客観的に見て早めに自覚し、種類にあった対処をして、口臭による社会的なデメリットは最小限にしたいものです。

タブレットにガム、 歯磨き粉では口臭予防は不十分?


口臭タブレット

口臭への対策としてタブレットやガム、歯磨き粉やデンタルフロスでのプラークの除去、歯ブラシでのブラッシング、水を飲むなどがありましたが、これだけでは十分とはいえません。

生理的口臭の中でも、特に短期間で終わるものについては挙げた方法で乗り切ることもできるでしょう。

例えば、飲み会の食事やお酒で呼気がくさいというような場合や、旅行に出かけた先で便秘と睡眠不足のために息が臭うというような場合です。

しかし生理的口臭の中でも、妊娠や加齢などの比較的長期にわたる身体的変化が原因になっている場合は、長期間口臭が持続することになります。そのため簡単に行える表面的な対策以外の対策方法も取り入れていくとよいでしょう。

例えば、生活習慣や食習慣の改善は最も取り組みやすい長期的対策の一つです。生理的な変化以外の口臭の原因を発生させないために、睡眠不足や水分不足、便秘などを予防します。具体的には睡眠時間を十分にとり、水や麦茶を定期的に飲むようにする、食事を抜かず三食をしっかり食べ、食物繊維の多いメニューを選ぶといった方法が挙げられます。

また病的口臭であれば、健康のためにも早めに歯科や内科を受診し、原因を知り、必要ならばすぐに治療を受けたほうがよいでしょう。

原因を調べて! 口臭専門の外来で治す?


歯科医

病的口臭の場合、どのように受診したらよいでしょうか。

歯石やプラーク、歯周炎などの病因が疑わしいと感じたときは近隣の歯科を受診し、まずは歯科の処置を受けましょう。

処置が終わりに近づいても口臭が気になる場合は、歯科以外の原因を疑って内科を受診します。また歯科と内科の両者に並行してかかれば、最短で対策が行えるでしょう。

そして日本口臭学会という口臭を学術的に研究する機関があります。この学会は口臭に関するスペシャリストを認定しており、口臭指導医・専門医・認定という資格を所持した歯科医師や薬剤師が全国にいます。同学会では自サイトで認定者一覧を公開していますので、そちらから検索して口臭について相談するのもよいでしょう。

これら歯科系のほか内科なども含めて「口臭外来」という専門外来を持っている医院や病院もあります。もし近隣の医療機関で相談しても口臭が治らない場合には、紹介状を書いてもらい、口臭外来を受診すると問題解決によりつながりやすくなります。口臭外来は医療機関の検索・口コミサイトで見つけることができます。

しかし受診しても口臭が残っていると感じた場合は、もしかすると自分が臭いを発しているというように思い込んでしまっているという場合もあります。特に毎日が強いストレス下にあるような場所では、追い詰められた気持ちになって自分を責めてしまいがちです。

そんな気持ちの面に思い当たる節があるという方は、心配の重荷を下ろすという自分のためのケアという意味で、精神科や臨床心理士によるカウンセリングを受けてみることを視野に入れることをおすすめします。

コンビニでも買える! ランキング上位の口臭予防品


糸ようじ

臭うのが自分の口臭なのかどうかを調べる方法として、すぐに取り入れられる方法に歯間ブラシやデンタルフロスで歯間をチェックすること、舌苔があるかを見ることがありました。

最近は歯間ブラシやデンタルフロスなどはごく一般的になっていて、コンビニエンスストアでも化粧品やシャンプー・リンスのある棚付近に陳列されています。また、ドラッグストアだけでなくスーパーなどでも安価に入手することが可能です。昼ご飯の買い物ついでに買って昼休みにチェックするなど、気軽に試せますね。

もしプラーク等による臭いだとわかったら、また生理的口臭が原因であるということに思い至ったら、ブレスケア用品も同じ棚やガム等の棚に陳列されています。こちらもとても簡単に入手できますし軽いので、バッグやデスクの引き出し、ロッカーに常備しておくのもよいでしょう。

さらに客観的に調べたい場合は、ブレスチェッカーの利用が便利です。ブレスチェッカーは家電店などにもありますが、足を運ぶ前に事前に電話で問い合わせることをおすすめします。また、在庫数がその場でわかる通販もおすすめです。通販では、人気の口臭予防グッズを見ることもできます。ランキング上位の商品を試してみるのも良いでしょう。

口臭は、身体的疾患が原因となる場合もある、侮れない問題です。気になったらぜひチェックしてみましょう。

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