AT&T:1−3月の加入者減少、予想より大幅−債務削減に注力

AT&T:1−3月の加入者減少、予想より大幅−債務削減に注力

(ブルームバーグ): 米通信サービス大手のAT&Tは1−3月(第1四半期)、携帯電話とテレビの加入者の減少幅が市場予想よりも大きかった。同社はタイム・ワーナー買収に伴う負債の縮小に注力している。

携帯電話サービスの加入者は20万4000人の純減(アナリスト予想は5万人減)となった。タブレット端末の顧客流出が主な原因だった。テレビの顧客は62万7000人減った。アナリスト予想は38万9000人減。総売上高は市場予想を下回ったが、1株当たり利益は予測と一致AT&Tは加入者の増加よりもバランスシートの改善を目指しており、月間の電話およびテレビの顧客が生み出すキャッシュフローが長期的には配当や自社株買いにつながることを考えれば、この戦略にはリスクがある従来の有料テレビからネットフリックスのようなストリーミングサービスに流れる顧客が増える中、AT&Tは昨年、850億ドルを費やしてタイム・ワーナーを買収し、必見のコンテンツを入手した。しかし現在は債務縮小に注力し、メディア資産に投資できる態勢を整えている。3月期末の純負債は1690億ドルと、タイム・ワーナー買収完了時の1800億ドルから縮小AT&Tは1−3月期に純負債を23億ドル削減したと発表した。債務を圧縮するため、オンライン動画配信サービスを手掛ける米Hulu(フールー)の株式を売却し、ニューヨークのマンハッタン西部ハドソンヤードにあるオフィスビルの持ち分も売却した24日の米株式市場でAT&T株は前日比4%を超える下げ。過去1年では前日までで8%下げている。一方、S&P500種株価指数は9.9%高。

©2019 Bloomberg L.P.


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