米国株が続落、貿易懸念がハイテク直撃

米国株が続落、貿易懸念がハイテク直撃

(ブルームバーグ): 20日の米株式相場は続落。トランプ大統領が中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などを米市場から事実上締め出す大統領令に署名したことでテクノロジー株が売りを浴び、貿易への懸念が高まった。

  S&P500種株価指数は2営業日続落。中でも半導体銘柄の下げが目立った。ナスダック100指数は1.7%安と、1週間ぶりの大幅安。一連の経済指標発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨公表を週内に控える中、米10年債の利回りは上昇した。

  S&P500種株価指数は前週末比0.7%安の2840.23。ダウ工業株30種平均は84.10ドル(0.3%)安の25679.90ドル。ナスダック総合指数は1.5%下げた。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp)上昇の2.42%。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。下げに転じる場面もあったものの、終盤に再び堅調となった。米中貿易摩擦がエスカレートする兆候が上値を抑えたものの、主要産油国が減産を延長する兆しがより材料視された。サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は週末、減産体制の維持に前向きなことを示した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は、34セント(0.5%)高の1バレル=63.10ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント7月限は24セント安の71.97ドルとなった。

  ニューヨーク金先物相場は小反発。ドルの下落に加え、米中貿易摩擦が悪化するとの懸念で株安となったため、金の逃避需要が高まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.1%高の1オンス=1277.30ドル。

  貿易摩擦関連の展開を見極める不安定な相場展開が続いた。華為への製品供給を事実上禁じる米政府の措置は世界的に波紋を広げ、部品製造業者の一部を直撃。トランプ大統領は貿易戦争に「非常に満足」しているとし、自分が大統領である間は中国が米国を抜いて世界一の経済大国になることはないと、インタビューで語った。

  米国債は材料難のなか下落。テクノロジーやメディア関連を中心に米国株が下げる中でも、米国債は下げ幅を広げた。長期物は比較的下げ幅が小さく、5年債と30年債の利回り差が縮小した。

(第6段落以降を追加し、更新します.)

©2019 Bloomberg L.P.


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