米中間でこう着状態続く可能性高まる−4つのシナリオ

(ブルームバーグ): 中国の華為技術(ファーウェイ)に対する米禁輸措などトランプ政権が最近打ち出した新たな通商政策を受けて、対中関税を巡るリスクは高まりつつあり、6月の20カ国・地域(G20)首脳会合で米中が正式合意に達する見込みは後退していると、ゴールドマン・サックスは分析している。エコノミストのアレック・フィリップス氏は、こう着状態が続く可能性が高まっているとリポートで指摘した。

  ゴールドマンは4つのシナリオを想定。G20首脳会合の場では米中首脳会談が予定されており、それ以前には「ほとんど進展がない」ものの、協議は今後も継続し追加関税は先送りするという理解が少なくとも短期間は形成されるというシナリオが最も可能性が高い。

  次に可能性が高いのは、G20会合の場でトランプ大統領と習近平国家主席との間でほとんど進展が見られず、追加関税が7月に発動されるというシナリオ。もう1つは追加関税が6月後半に発動され、予定されていた米中首脳会談が中止になるというシナリオだとした上で、可能性はかなり低いようだとフィリップス氏は分析した。

  最も可能性が低いシナリオは、近いうちに交渉が再開され、G20での正式合意に向けた下地作りが進むというもの。フィリップス氏は米中貿易担当者の会合予定が発表されていないことを指摘し、「両国首脳らの発言のトーンは、米中間で具体的な合意が最終的にまとまり得る段階に達するまでに時間がかかるのはもちろんのこと、両国関係が協議中断前の状態に戻るのにも時間がかかることを示している」と記した。

©2019 Bloomberg L.P.


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