ソフトバンクGの佐護副社長の報酬は10億円

ソフトバンクGの佐護副社長の報酬は10億円

(ブルームバーグ): ソフトバンクグループの佐護勝紀副社長の2018年度の報酬額は9億8200万円だった。同社が定時株主総会招集通知で開示した。国内最大手証券首脳の倍以上となり、競争力のある報酬体系で積極的に外部から幹部採用を進める同社の姿勢が鮮明になった格好だ。

  通知によれば、内訳は基本報酬が4億2500万円、賞与は5億5700万円。孫正義社長は2億2900万円(前の年度は1億3700万円)、最多はロナルド・フィッシャー副会長の32億6600万円(同20億1500万円)となっている。

  ソフトバンクGの役員報酬は国内でも最高水準。野村ホールディングスの永井浩二最高経営責任者(CEO)の17年度の報酬額は4億500万円と佐護氏の半分以下だった。

  佐護氏はゴールドマン・サックスやゆうちょ銀行で副社長を務めた後、18年6月に投資戦略を立案するチーフ・ストラテジー・オフィサー(CSO)として入社した。ソフトバンクGは投資ファンドとしての色彩を強めており、佐護氏以降もゴールドマンなど金融機関から積極的に採用している。

  幹部人材の紹介を専門とするハイドリック&ストラグルズの渡辺紀子パートナーは、「ソフトバンクGは投資ファンドの色合いを強めており、投資のプロの起用に多額の報酬を出すのは意外ではない」とし、高額報酬は「実績が出なければ、会社を去らなければならない。プロとしての招聘(しょうへい)でもある」と述べた。

  ソフトバンクGの報酬額は日本ではトップクラスだが、海外と比べると一概に高いとは言えない。米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOの18年総報酬は前年から5.1%増え、3100万ドル(約34億円)となっている。

  通知では、みずほ銀行からの借り入れが3月31日現在で約5977億円で、前年の7581億円から大きく減少したことも開示。借り入れ全体が1兆円超減少した。ビジョン・ファンドの社員数は297人と、前年から倍増した。

(第5段落以降に専門家のコメントなどを追加しました。.)

©2019 Bloomberg L.P.


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