マレーシア機墜落事件の合同調査チーム、ロシア人ら計4人を訴追

(ブルームバーグ): 2014年にウクライナ東部で発生したマレーシア航空(MH)17便墜落事件を調査していた国際合同チームは、墜落の責任を負うとしてロシア人ら計4人を殺人の罪で起訴すると明らかにした。

  この4人はロシア人イーゴリ・ギルキン、セルゲイ・ドゥビンスキー、オレグ・プラトフの3氏とウクライナ人のレオニド・ハルチェンコ氏。MH17便は巡航高度での飛行中にロシア製地対空ミサイルによって撃墜され、乗員乗客298人が死亡した。

  合同調査チームは19日、オランダのニューウェハインで記者会見を開き、4人は「一方的に独立を宣言した『ドネツク人民共和国』とロシアをつなぐ鎖をつくった」と指摘。墜落事件発生の直前にロシア大統領府の職員ウラジスラフ・スルコフ氏がドネツク側指導者に軍事支援を約束したとされる電話通話の傍受記録を公開した。

  調査チームによると、この訴追を受けて国際手配が19日に発行され、オランダで特別犯罪法廷の手続きが来年3月9日に始まる予定。ロシア人3人はロシア国内におり、ウクライナ人のハルチェンコ氏はウクライナ東部で分離派が実質支配する「ドネツク人民共和国」に潜伏しているとみられるという。

  ロシアはウクライナ東部の分離派を支援しているとしてウクライナや欧州連合(EU)、米国から非難を浴びているが、関与を繰り返し否定。インタファクス通信の報道によると、ギルキン氏は責任を否定し、分離派「武装勢力」はMH17便墜落に関わっていないと主張した。

©2019 Bloomberg L.P.


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