JPモルガン、20日に顧客と電話会議−相場変動と流動性不足など議論

JPモルガン、20日に顧客と電話会議−相場変動と流動性不足など議論

(ブルームバーグ): 米銀JPモルガン・チェースは、先週の株式・債券相場が激しい変動に見舞われたことを受け、顧客の市場理解を助ける目的で20日に電話会議を主催する予定だ。

  ブルームバーグが入手した顧客への招待状によれば、マルコ・コラノビック氏を中心とするJPモルガンのストラテジストらは「かなり激しい利回りの低下と逆イールド(長短金利逆転)、株式市場のボラティリティーを経験した今の時点で、このような市場の動きを増幅させる流動性不足とシステマティックフローの働きをわれわれは検証する」と説明した。同行の広報担当者がイベントの開催を確認した。

  招待状によると、ストラテジストのコラノビック氏とミュニアー・セーラム氏は、米株の通常と異なる低い流動性を取り上げ、ハイフリークエンシートレーディング(HFT、高頻度取引)がどの程度まで市場の深みを失わせる原因になっているか考察する予定。債券ストラテジストのジョシュア・ヤンガー氏は、金利市場のコンベクシティヘッジングに関する議論をリードするという。

  JPモルガンは、米株と米国債、通貨の今年8月の市場の奥行きを示す指標(年平均との比較)が2010−18年の8月の平均を割り込んでいることを明らかにした。これは資産価格を押し流すトレンドを吸収する能力が市場参加者に備わっていない状況をうかがわせるものだ。

©2019 Bloomberg L.P.


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