デービッド・コーク氏が死去、米国有数の富豪−保守派を資金面で支援

(ブルームバーグ): 米国の富豪、デービッド・コーク氏が死去した。79歳だった。実業家で自由主義を信奉する同氏は、米政界の変革に私財を投じ、慈善活動にも10億ドル(約1060億円)余りを寄付した。

  コーク・インダストリーズが23日発表した。同社によると、コーク氏は27年前に前立腺がんが見つかり、医師は当初、余命わずか数年と診断。同氏は以降、さまざまな病と闘ってきた。

  純資産約590億ドルとされるコーク氏は、ブルームバーグ・ビリオネア指数では兄のチャールズ・コーク氏と並び世界7位の富豪。資産の多くは米カンザス州を本拠とする複合企業コーク・インダストリーズの42%株が占める。同社は年間売上高が約1100億ドルで、米国最大級の非上場企業に数えられる。

  だが、コーク兄弟を有名にしたのは実業界での活動より、政治的な活動の方だ。10万ドル以上を献金する大型ドナーを700人以上束ね、全米35州に拠点を置いて保守的な政治課題の実現に影響力を行使してきた。同氏の豊富な資金力の恩恵にあずかった政治家の中には、ペンス副大統領やポンペオ国務長官、ペリー・エネルギー長官らがいる。

  これらの政治家の多くがトランプ政権に起用されたが、トランプ氏とコーク兄弟は貿易や移民に関する政策などで意見が異なり、衝突した。

©2019 Bloomberg L.P.


関連記事

Bloombergの他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

経済 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

経済 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る 動画一覧を見る

記事検索