(ブルームバーグ): 債券相場は上昇。前日の米国市場で長期金利が低下した流れを引き継いだことに加えて、5年利付国債入札が順調な結果となったことで買いに拍車がかかった。

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

長い目でみて米中関係の不透明感が残る中、米長期金利の低下を受けて買いが先行5年債入札の結果は応札倍率も上がり順調だったということで、先物には買い戻し圧力が掛かったただ、日本銀行の追加緩和期待がだいぶ前から後退している状況下で、入札が良かったからといって利回りがどんどん下がるわけでもない

5年債入札

最低落札価格は100円93銭、市場予想は100円92銭投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.48倍、前回4.02倍小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)はゼロと昨年1月以来の小ささ、前回8銭岡三証の鈴木氏直近の利回り水準では買い需要があることが確認された備考:過去の5年債入札の結果一覧

背景

14日の米10年債利回りは4bp低い1.81%程度で終了。この日の時間外取引では一時1.80%台前半と、8日以来の水準まで低下この日の東京株式相場は反落し、日経平均株価は108円59銭安の2万3916円58銭で終えた米のさらなる対中関税引き下げ、合意署名後の状況次第−関係者

新発国債利回り(午後3時時点)

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