(ブルームバーグ): スーダン政府は14日、報酬を巡り情報機関のメンバーが起こした反乱を鎮圧したと発表した。数十年にわたる独裁体制からの脱却を図る同国にとって、新たな試練となった。

  治安組織の拠点がある首都ハルツームの一部地区で同日午後に銃撃戦が勃発。主要道路が封鎖されたほか、市内の主要空港では一時運航が停止された。

  サレハ情報相は国営テレビで、反乱は情報部員が組織再編と経済的補償への不満から起こしたものだと説明した。アルアラビーヤによると、軍当局は鎮圧の際に兵士2人が死亡、他に4人が負傷したと明らかにした。

  スーダンでは長年にわたり政権の座にあったバシル大統領が昨年4月、大規模デモに伴い失脚。現在は、軍と文民が共同統治の形で暫定政権を運営している。ハムドク首相は14日遅く、事件の鎮圧を宣言した。

©2020 Bloomberg L.P.