(ブルームバーグ): 銀行株の昨年の大幅上昇に乗り遅れた投資家は、JPモルガン・チェースとシティグループの好決算でさらに慌てふためくかもしれない。金融株に連動する上場投資信託(ETF)が14日に急騰した。

  14日発表の両行の決算で、JPモルガンの通期利益は米銀史上最高となり、シティの利益率が最高経営責任者(CEO)の目標を上回った。両行の株価は上昇し、iシェアーズ米国金融サービスETF(IYG)は一時最高値を付けた。

  米銀株は2019年に35%余り値上がりしたが、金融株ETFは85億ドル(約9340億円)の売り越しだった。IYGからは約3億7000万ドルが流出した。

  ミラー・タバクの株式ストラテジスト、マット・マリー氏は「すぐには起きないかもしれないが、今年中に流れは大きく変わると思う。『トレンドの大きな長期的変化に乗り遅れている』と人々が気付いた時、次の上昇が来るだろう」と話した。

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