(ブルームバーグ): インド出身の著名実業家、米マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)とベンチャーキャピタリストのビノード・コスラ氏は、宗教を基にした同国の新しい国籍法に対する批判の声に加わった。今回の法改正を巡ってはインド各地で暴力的な抗議活動が発生し混乱を深めている。

  インドの国籍法改正は近隣諸国からの不法移民のうちイスラム教徒に対してのみ国籍を認めないという内容で、ナデラ氏はこの法改正について「残念だ」と述べた。

  ナデラ氏は13日、ニューヨークで開催されたテクノロジー編集者向けのマイクロソフトイベントで法改正について、「とにかく良くないと思う」と述べ、「むしろ、バングラデシュからの移民がインドで次のユニコーン企業を作ったりインフォシスのCEOになるのを見たい。そういうことを目指すべきだ」と語った。

  長年シリコンバレーでベンチャーキャピタリストとして活躍しているコスラ氏は、ナデラ氏の発言に同調。この改正についての質問に対し13日の電子メールで、「インドは宗教色のない国家になるべきだと強く信じている!」と回答した。

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