(ブルームバーグ): 債券市場では超長期債相場が下落した。あすの20年国債入札に対する警戒感が強く、午後から売り圧力が強まった。日本銀行が実施した長期ゾーン対象の国債買い入れオペの結果が弱かったことも影響し、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

市場関係者の見方

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

超長期はあすの20年入札に向けて、午後から調整売りが出た20年債は0.3%台でそれなりに需要があるかもしれないが、10−20年間の金利差が今までになく縮小しており、割高化する中で、どう取り組むか警戒感が生じてもおかしくない一方、中短期ゾーンはしっかり。昨日は5年入札を無難にこなした上、日銀が短期国債買い入れオペを1兆円に増額したのも驚きだった

日銀オペ

対象は残存期間5年超10年以下、買い入れ額は3500億円で据え置き応札倍率は3.99倍と2018年7月以来の高水準となり、売り圧力の強まりが示されたみずほ証券の松崎氏応札倍率など弱い結果で、午後に先物や10年債の売りが出た備考:過去の日銀オペの結果一覧  

新発国債利回り(午後3時時点)

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