(ブルームバーグ): 15日の米株式市場で、ディスカウントチェーンのターゲットの株価が急落。一時7.7%安となった。同社はホリデーシーズンの売上高が会社予想に届かず、2019年11月−20年1月(第4四半期)の売上高予想を下方修正。小売業界全体が厳しい時期を迎えるとの懸念が市場に広がった。

  11−12月の既存店売上高は1.4%増にとどまり、前年同期の5.7%増を大きく下回った。ターゲットによれば、売り上げの低迷は特に玩具と電気製品で顕著だった。同社にとって玩具と電気製品はホリデーシーズンで重要な部分を占めており、今回は人気商品を取りそろえられなかったことが影響した。オンライン販売の伸び鈍化や、暦上の関係で感謝祭からクリスマスまでの日数が平年より少なかったことも影響した。

  小売業界では、既に百貨店のJCペニーやコールズでもホリデーシーズンで低調さが示されていたが、ターゲットの低迷はより懸念される状況だ。同社は過去2年間、業界でも特に好調な業績を残していたためだ。

  ブライアン・コーネル最高経営責任者(CEO)は「今回のホリデーシーズンが厳しくなるというのは分かっていたが、われわれの予想をも上回る厳しさだった」と述べた。

  ターゲットは第4四半期の既存店売上高について、ホリデーシーズンと同じ1.4%増を予想。従来は3ー4%増だった。コンセンサス・メトリックスがまとめたアナリスト予想の平均は3.8%増。

Target 4Q Comparable Sales View Misses Est.; Shares Fall 8.6%

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