(ブルームバーグ): 米テスラ株の弱気派は、例えそれがアップルであろうと、最も空売りされる銘柄のタイトルを奪うことを許さないようだ。

  テスラは株価が上昇基調にもかかわらず、値下がりを見込む空売りの動きが止まらない。金融分析会社S3パートナーズのデータによると、空売りのための信用取引残高は15日時点で145億ドル(約1兆5900億円)に達した。これはアップルの143億ドルを上回る。

  アップルは昨年9月20日に最も空売りされている米国株の座をテスラから奪い、今月15日までその地位を維持していた。ただアップルの時価総額が1兆4000億ドルであることを考えれば、空売り総額は驚くほどではない。

  時価総額がアップルの14分の1にすぎないテスラは弱気派と強気派の綱引きが長く続き、高くつくことも多い。S3パートナーズのデータによれば、テスラの空売り投資家が被った時価評価の純損失は年初から14日までに28億ドルに達した。

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