(ブルームバーグ): 台湾の鴻海精密工業はフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と合弁会社を設立し、中国で電気自動車を開発・製造する計画だ。

  鴻海が証券取引所に提出した文書によると、同社とその子会社が合弁会社の50%株を握り、残りをFCAが保有する。双方とも正式な合意書に署名していないが、まず中国市場を狙い、将来的に輸出を検討するという。

  事情を知る関係者によると、双方は1−3月(第1四半期)の正式署名を目指している。鴻海の香港上場子会社である鴻騰六零八八精密科技も関与するという。FCAの広報担当者は、提出文書以上のことは現時点で言えないとしている。

  鴻海の劉揚偉会長は「鴻海は設計と部品、サプライチェーン管理を担当する」とブルームバーグニュースにテキストメッセージで回答。自動車の組み立てには関与しないが、長期的には自動車事業が全社売上高の10%を占めると見込んでいると語った。

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