(ブルームバーグ): 丸紅とフランス石油会社トタルは、カタール初の太陽エネルギー発電プラント建設プロジェクトの少数権益を取得することでカタール側と合意した。事業費は17億リヤル(約510億円)。

  カタールのカアビ・エネルギー担当国務相は19日、ドーハでの調印式で、アルハルサー太陽エネルギー発電プロジェクト(800メガワット)について、丸紅とトタルが合わせて40%の権益を取得し、資金面と技術的な専門知識の面で関わると説明した。残る60%は、国営カタール石油とカタール・エレクトリシティー・アンド・ウォーターの合弁会社が保有する。

  多くの近隣産油国と同様に、カタールは国内のエネルギー需要を賄うため、太陽エネルギーなど再生可能エネルギーの利用を推進している。カアビ・エネルギー相によると、アルハルサーは2022年第1四半期のフル稼働開始時には、同国電力量の約1割を供給できるようになる見通し。

  カアビ氏とトタルのパトリック・プヤンヌ最高経営責任者(CEO)が記者会見で明らかにしたところによれば、丸紅は同プラントに約9500万ドルを投じ、プロジェクト全体の20.4%の権益を得る。トタルは約9100万ドルで19.6%を取得する。

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