(ブルームバーグ): 20日午前のアジア時間帯の取引で、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は、主要産油国リビアとイラクで一部生産停止が伝えられたことを受け、一時2%上昇した。

  リビアでは東部の有力軍事組織「リビア国民軍」が支配下に置く港からの原油輸出妨害に動いた結果、同国の原油生産は日量約80万バレル減少する見通しだとリビア国営石油会社(NOC)が18日発表。NOCは、契約不履行の法的責任を回避できる不可抗力条項を発動した。

  一方、石油輸出国機構(OPEC)2位の産油国イラクでも抗議行動でアクセスが妨害されたアーダブ油田の生産が19日に一時停止し、バドラ油田も20日から閉鎖される恐れがある。

  WTI先物2月限は一時1.19ドル高の1バレル=59.73ドルまで上げた。シドニー時間午前10時5分(日本時間同8時5分)時点では、88セント高の59.42ドルで取引された。北海ブレント先物も一時約1.8%高の66ドルを付けた。

Haftar Disrupts Libyan Oil Exports Before Peace Conference (1)(抜粋)

(リビアとイラクの生産状況を追加して更新します)

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