(ブルームバーグ): 1月第4週(27−31日)の債券市場では長期金利に低下圧力が掛かりやすいと予想されている。新型肺炎の感染拡大による世界経済への影響懸念から、リスク回避の買いが入りやすいためだ。週内実施の40年債と2年債の入札については良好な需給を背景に順調に消化されるとの見方が出ている。

市場参加者の見方

◎パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

新型肺炎の中国、世界経済への影響は不透明で、リスク要因としてしばらく残るため、もう少し金利は下がる気がする海外勢を中心に金利上昇ポジションが残っているので巻き戻しの買いが入る展開に米国株は新型肺炎でそれほど動いてないので、どんどん金利が下がるかどうかも疑問長期金利の予想レンジはマイナス0.05%〜0.00%

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

中国で発生した新型肺炎の感染拡大が警戒され、投資家はリスク回避姿勢を強めている利回りの高い超長期国債は投資家の根強い需要が続いており、2年国債は安全資産需要が見込まれている。40年債、2年債の入札とも消化に問題はないだろう一方で日本銀行の国債買い入れオペ減額への警戒感も続いており、上値追いには慎重な投資家が多いだろう長期金利の予想レンジはマイナス0.05〜0.00%

日銀オペ予定

入札

主な材料

28日:米連邦公開市場委員会(29日まで)29日:金融政策決定会合における主な意見(1月20、21日分)30日:雨宮日銀副総裁が講演30日:10−12月期の米国内総生産(GDP)31日:1月の東京都区部の消費者物価指数、12月の鉱工業生産

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