(ブルームバーグ): 11日のニューヨーク外国為替市場ではドルが軟調。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、新型コロナウイルスの影響を注視していると証言した。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が利下げ検討の可能性を示唆しなかったため、ユーロは上げに転じた。

主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%低下、5日ぶりに下げた。金や米国債など逃避資産も下げたCIBCのビパン・ライ氏は「新型コロナウイルスへのリスク反応という面で、外為市場は株式市場からかい離していたが、現在は遅れを取り戻そうと、ドルがディフェンシブになっている」と述べたニューヨーク時間午後4時35分現在、ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.0918ドルと、7日ぶりに上昇。一時は0.2%下げ、1.0892ドルを付ける場面もあったドルは対円でほぼ変わらずの1ドル=109円79銭。ニューヨークのブローカーによると、110円近辺には大量の損失覚悟のドル売りが控えている一方、109円30銭前後ではドル買いが入りやすい

(コメントを追加し、相場を更新します)

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