(ブルームバーグ): 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は11日、下院金融委員会での半期に1度の議会証言に臨んだが、米アマゾン・ドット・コム創業者ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)がワシントンで先月主催したパーティーへの出席を巡り、民主党議員から追及を受けた。

  パーティーの出席者にはベゾス氏のほか、トランプ大統領の長女イバンカ・トランプ大統領補佐官と娘婿のジャレッド・クシュナー大統領上級顧問、ケリーアン・コンウェイ大統領顧問、JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)らが含まれていた。

  ケイティ・ポーター議員(カリフォルニア州)は、パウエル議長との個人的な会話で金融政策の議論に加わる機会を得たことで、これらの出席者が金銭的な恩恵を受ける立場になかったか厳しく問いただした。

  「ジャレッド(クシュナー)氏やイバンカ(トランプ)氏、JPモルガンのダイモンCEOと共にベゾス氏の2300万ドル(約25億円)の豪邸でのぜいたくなパーティーに出席することで、あなたが実際に外圧の影響を免れないという印象を国民に与えかねない状況が想像できるか」と同議員は尋ねた。

  パウエル氏は「そうでなければいいが」と回答。これらの出席者とパーティーで何を話したか聞かれた同氏は、ポーター議員が名前を挙げた誰とも話をしていないと説明した。

  ポーター議員は「この種の人々とこの種のイベントに同席することは、それ以外であなたを称賛しようと思う点と矛盾する」と語った。

  

ウォーレン・デイビッドソン

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