(ブルームバーグ): 米マスターカードが中国本土での銀行カード決済事業の認可を受けた。金融市場の開放を進める中国で、27兆ドル(約2965兆円)規模に上る決済市場に参入する。

  中国人民銀行(中央銀行)が11日発表したマスターカードの事業認可は、新型コロナウイルスへの対応に追われる中でも、中国が米国との第1段階の貿易合意に基づき本土金融システムの開放加速に動いていることを示している。

  人民銀によれば、マスターカードと同社の中国提携先、網聯清算(ネッツユニオン・クリアリング)は1年以内に準備作業を完了させる必要がある。マスターカードは発表資料で、準備を終える前にさらなる認可が必要になると説明した。

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