(ブルームバーグ): 米石油精製会社マラソン・ペトロリアムのガソリンスタンド部門スピードウェイに対し、セブン&アイ・ホールディングス(HD)や英プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社TDRキャピタルが買収の関心を示していると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  同関係者らによれば、コンビニエンスストア「セブン−イレブン」を展開するセブン&アイHDはスピードウェイの買収を検討しており、アドバイザーと協議している。スピードウェイ買収が実現した場合、同社の評価額は200億ドル(約2兆2000億円)を超える可能性がある。関係者らは、情報が非公開だとして匿名を条件に語った。

  関係者らによると、TDRもスピードウェイ買収を検討している。TDRのポートフォリオ企業の1社である英ガソリンスタンド運営EGグループとスピードウェイの合併に関心があり、取引規模は260億ドル相当に上る可能性があると、関係者の1人が述べた。節税効果の高い「リバース・モリス・トラスト」方式での合併を想定した案だという。

  スピードウェイ買収に関心を示している企業は他にもあるが、実際の買収につながるかどうかは確実ではないと関係者らが明らかにした。マラソン、セブン&アイ、EGグループ、TDRはそれぞれコメントを控えた。

©2020 Bloomberg L.P.