(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン理事は中国の新型コロナウイルスについて、投資計画が中止されたり延期されたりするため「短期的に極めて深刻な打撃」を経済に及ぼす恐れがあるとの見解を示した。同理事は12日にダブリンで、過去のウイルス流行時の経験を引き合いに出しつつ語った。

  レーン理事は、感染拡大がいったん落ち着けば景気は反発が見込まれるとしつつ、それまでは「強い不透明感」が残ると指摘。ただ、「1年を通してみれば、経済全体への影響は比較的小さいかもしれない」と述べた。

  EU離脱後に英国の銀行にEU市場へのアクセスを認める「同等性評価」については、交渉の展開を巡る予測は難しいが「越えてはならない一線」があると話し、英国とEUの通商合意であり得る条件は「非常に幅広い」との見方を示した。

ECB’s Lane: There Will Be Red Lines on Equivalence After Brexit

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