(ブルームバーグ): 2257人の乗客・乗員を乗せたクルーズ船ウエステルダムは新型コロナウイルスへの懸念から多くの港で入港を拒否されたが、カンボジアに寄港できることになった。

  運航会社である米カーニバル傘下のホーランド・アメリカ・ラインによると、同船は13日午前にカンボジア南部のシアヌークビルに入港する。運航会社は乗客・乗員の中にコロナウイルス感染者がいると考える根拠はないとしているが、タイは同船の寄港を拒否していた。

  2週間近く寄港先が見つからなかった同船では12日夜、乗客らが放浪の終わりを祝った。同船はシアヌークビル港に数日間停泊し、乗客は上陸が許可されるという。カンボジア政府報道官のコメントは得られていない。

  乗客の1人、クリスティーナ・カービー氏によると、乗客らは健康診断を受けた後、数日内にはクルーズ運航会社が手配した航空機でそれぞれの国に帰国できるという。

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