(ブルームバーグ): 米携帯電話事業者TモバイルUSの親会社であるドイツテレコムが、スプリントの買収条件の再交渉を迫っていると英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、オンライン版)が、匿名の関係者2人からの情報を基に13日報じた。

  同紙によると、スプリントの株価が下落し、業績が悪化しているため、ドイツテレコムは2年前に合意した買収価格の引き下げを望んでいる。

  ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長に近い複数の関係者を同紙が引用したところでは、スプリントの経営権を持つソフトバンクGは、この動きに反対しているという。

  TモバイルUSとスプリント、ソフトバンクG、ドイツテレコムはFT紙の取材に対しコメントを控えている。

  13日の株式市場で、ソフトバンクGの株価は、報道を受け一時5.3%安となった。日中取引としては2019年8月以来の下落率となった。

(ソフトバンクGの株価を追加して更新します)

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