(ブルームバーグ): 債券相場は上昇が見込まれている。新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済への先行き不透明感などを背景に、前日の米国市場で株安・債券高の展開となった流れを引き継ぎ買いが先行する見通し。この日に実施される流動性供給入札は無難に通過するとの指摘が聞かれている。

  先物夜間取引では3月物が一時、前日の日中終値比12銭高の152円69銭まで上昇。その後、米長期金利がやや下げ幅を縮小すると伸び悩みとなり、結局は8銭安の152円49銭で引けた。

市場関係者の見方

東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト

外国人観光客が激減し、国内感染者が増えている事実を持って、新型肺炎の日本への影響を判断することが求められるだろうきょうの相場は他市場がフォローとなり堅調と見込む流動性供給入札は無難だろう先物中心限月の予想レンジは152円49銭〜152円78銭

流動性供給入札

対象は残存期間5年超15.5年以下発行予定額は6000億円程度備考:過去の流動性供給入札の結果一覧

海外市場の流れ

13日の米ダウ工業株30種平均は前日比128.11ドル安の29423.31ドルで終了。米10年物国債利回りは1.6ベーシスポイント(bp)低い1.61%程度新型ウイルス感染で国内初の死者、80歳代の日本人女性−厚労相 新型コロナウイルス、世界の3分の2が感染する可能性も−専門家

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