(ブルームバーグ): 13日のニューヨーク外国為替市場ではポンドが上昇。ジャビド英財務相が辞任したことから、英政府が財政支出の拡大に動くとの期待が高まり、ポンドが買われた。中国当局が新型コロナウイルスの診断方法を変更し、感染症例が急増したため、円やスイス・フランに逃避目的の買いが入った。ただ、世界保健機関(WHO)は急増の大半が数日あるいは数週間前にさかのぼったものだと指摘した。

ニューヨーク時間午後4時16分現在、ポンドは対ドルで前日比0.7%高の1ポンド=1.3045ドル。一時は0.9%上昇した。対ドルでの上げは主要10通貨の中ではポンドが首位だったサクソ・キャピタル・マーケッツのアダム・シーグレイブ氏は英財務相の辞任について、「ジョンソン首相は大規模な財政出動をもっと積極的に推進する顧問を望んでいると、市場は解釈しているようだ」と述べた主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、0.1%未満の下げドルは対円で0.3%安の1ドル=109円80銭。今週に入って初めての下げ。米疾病対策センター(CDC)が米国で15件目となる新型ウイルス感染症例を確認すると、円は一段高となったユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.0839ドル。ユーロの下げは過去9営業日で8度目ABNアムロのストラテジスト、ジョルジェット・ブーレ氏は顧客向けリポートで、「対ドルのユーロ相場は底が近い」と指摘

(ポンドに関するコメントを加え、相場を更新します)

©2020 Bloomberg L.P.