(ブルームバーグ): 米食品会社クラフト・ハインツのミゲル・パトリシオ最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い一部の中国工場の生産を停止したことを明らかにした。米食品・飲料メーカー、ペプシコも同様に最近、6カ所ある中国工場のうち1カ所で稼働を停止した。

  パトリシオCEOはインタビューで、クラフト・ハインツの中国売上高は全体の2%にすぎないが、同社に製品を供給するサプライヤーが中国から原料を輸入していると語った。中国の混乱を理由にサプライヤーが代替の原料調達先を見つけるべきだとも指摘した。同社は中国に8工場あるが、地域によって操業している工場と生産を停止している工場があるという。

  同CEOによると、湖北省武漢市の同社の小規模チームの従業員1人が新型コロナウイルスに感染したが、容体は安定している。

  ペプシコは1工場について、春節(旧正月)後も操業停止を継続していると、ヒュー・ジョンストン最高財務責任者(CFO)がインタビューで述べた。工場は武漢にあり、「近く」稼働を再開する見込みだという。ただ、「中国の事業はペプシコの売上高全体の2%に満たない」と説明した。

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