(ブルームバーグ): 13日の米株式相場は反落。新型コロナウイルスの感染拡大を巡るさまざまな材料を受けて上昇と下落を繰り返すような展開だったが、ニューヨーク連銀が翌日物レポオペの規模をさらに縮小すると発表したことを受け、終盤に下げ幅を広げた。米国債は反発。

  S&P500種株価指数はレポオペ規模縮小のニュースを受け、それまでの小幅高から下げに転じ、今週初の下落となった。一時は、新型コロナウイルス感染症例報告の急増は必ずしも新たな感染例の大幅増を意味しないと世界保健機関(WHO)が説明したことで株価が持ち直していた。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%安の3373.94。ダウ工業株30種平均は128.11ドル(0.4%)安の29423.31ドル。ナスダック総合指数は0.1%低下。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.62%。

  TIAAの世界市場担当プレジデント、クリス・ギャフニー氏は新型肺炎に関し、「米国市場への総合的な影響を判断するのは時期尚早だ。米国は堅調が続くとみえ、米個人消費も引き続き堅調だと思える」とコメント。「問題は、このウイルスがどれほど早期に封じ込められるか、中国がその影響を抑え、できるだけ早期に通常に戻れるのかということだ」と語った。

  ニューヨーク原油先物相場は3日続伸。中国で新型ウイルス感染件数の急増が報告されたことで動揺が広がったが、これは必ずしも新たな感染例が大幅に増えたことを意味しないとWHOが説明した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は25セント(0.5%)高の1バレル=51.42ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント4月限は55セント高の56.34ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.5%高の1オンス=1578.80ドルで終了。中国は新型ウイルスの経済的打撃を抑えるため、景気刺激策として市場に流動性を注入するとの観測が広がった。ブルームバーグエコノミクスは中国当局が追加利下げと財政赤字の拡大を通じて経済をてこ入れすると予想、これが金の代替投資需要を高めるとの見方を示した。

Oil Holds Near $51 After Coronavirus Concerns Subside (Correct)(抜粋)

Gold, Copper Gain With Virus Surge Spurring Big Bets on Stimulus(抜粋)

(市場関係者のコメントを追加、相場を更新します)

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