(ブルームバーグ): バー米司法長官は13日、司法省や係争中の裁判に関するトランプ大統領のツイートと公的な発言について、自らの職務遂行を不可能にしていると述べた。トランプ大統領が最も信頼する閣僚の1人であるバー氏が公の場でトランプ氏を非難するのは極めてまれ。

  バー長官はABCニュースとのインタビューで、「司法省の刑事事件に関するツイートをやめる時が来た」と語った。

  同長官は「常に背後で行われる発言が私を妨げているため、司法省での職務が遂行できない」と述べたが、トランプ氏に最後通告を突きつけたのか、率直な助言を行おうとしたのかどうかは不明だ。  

  ホワイトハウスの反応はトランプ氏が動じておらず、バー氏への信頼を維持していることを示唆した。

  ホワイトハウスのグリシャム大統領報道官はバー長官の発言について「大統領は全く気にしていない」とし、大統領には「いかなる米市民と同様に自らの意見を公の場で表明する権利がある」とコメントした。

  トランプ大統領の元顧問、ロジャー・ストーン被告に対する検察の求刑を司法省が軽減する方針を示して以降、バー長官が公の場で話すのは今回が初めて。

  同長官は「司法省や省内の人々、省が担当する裁判、こうした裁判の判事についての公的な発言やツイートによって、私の職務遂行を不可能にし、裁判所と検察に対し、われわれが公正に仕事をしていると安心してもらうことも妨げられている」と述べた。

(2段落目以降に発言内容を追加して更新します)

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