(ブルームバーグ): コンピューター・グラフィックス(CG)用半導体製造で最大手の米エヌビディアは2−4月(第1四半期)について、力強い売上高見通しを示した。データセンターとゲーム向けの半導体の需要増加が寄与した。

  13日の発表資料によると、2−4月期の売上高は30億ドル(約3300億円)の上下2%を見込む。アナリスト予想平均は28億4000万ドルだった。粗利益率見通しは65%の上下0.5ポイント。

  昨年インフラ投資が減速していたインターネットサービス向け巨大データセンターのオーナーは再び投資を進めており、人工知能(AI)の計算を強化するために使われるグラフィックス用半導体の活用を拡大している。エヌビディアはAI市場向けに自社の技術を応用し、多額の新ビジネスを生み出している。

  エヌビディア株は決算発表後の時間外取引で約8%上昇。ニューヨーク市場の通常取引では270.78ドルで引けていた。ここ12カ月では77%値上がりしている。

  2019年11月−20年1月(第4四半期)の利益は9億5000万ドルで、1株利益は1.53ドル。前年同期はそれぞれ5億6700万ドル、92セントだった。売上高は41%増の31億ドルで、一部コストを除いた1株利益は1.89ドル。ブルームバーグが集計したデータによると、アナリストの予想平均はそれぞれ29億6000万ドル、1.66ドルだった。

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