(ブルームバーグ): 2月第3週(17−21日)の債券市場は底堅く推移すると予想されている。新型肺炎の感染拡大による景気減速懸念が続く中、安全資産としての債券買いが見込まれる。ただ、日銀の国債買い入れオペが週後半までない一方で国債の入札が続くため、上値は限定的との見方もある。

市場参加者の見方

◎パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

基本的に金利は低下方向、特に超長期金利の低下を見込んでいる新型コロナウイルスの終息が見えず、経済への悪影響が懸念されることが第一の理由もう一つは、新型ウイルスの影響、低インフレ、原油安などを背景に世界的に中央銀行の緩和姿勢が継続すると見込まれるため、債券に資金が流入していることがある長期金利の予想レンジはマイナス0.05%〜マイナス0.02%

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

景気減速懸念や日銀の金融緩和姿勢に支えられ債券相場は引き続き底堅く推移しようが、現状の利回り水準では上値追いに慎重な投資家が多いだろう国内投資家の押し目買い姿勢に変化はないが、国債入札が続くことも相場の上値を抑える要因になろう5年国債、20年国債の入札は投資家の需要でいずれも無難に消化されよう長期金利の予想レンジはマイナス0.06%〜マイナス0.01%

日銀オペ予定

入札予定

主な材料

17日:国内総生産(GDP、10−12月速報値、内閣府)19日:訪日外国人客数(1月、政府観光局)19日:米FOMC議事要旨 (1月28、29日開催分)21日:消費者物価指数(全国1月、総務省)

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