(ブルームバーグ): 14日の米株式相場はS&P500種株価指数が小幅高。プレジデンツデーの祝日を17日に控える中、比較的堅調な内容の1月の米小売売上高や、新型コロナウイルスの感染拡大症例に関する中国当局の発表内容を消化する展開だった。米国債は続伸。

  出来高が平均を下回ったこの日、S&P500種は前日終値を挟んでもみ合いを続けた末、終値ベースの最高値を再び更新した。業種別指数はエネルギーや一般消費財が下げたが、テクノロジーや公益、不動産は上昇した。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%高の3380.16。週間ベースでも上昇した。ナスダック総合指数は0.2%上昇。一方、ダウ工業株30種平均は25.23ドル(0.1%)安の29398.08ドル。ニューヨーク時間午後4時32分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.59%。

  この日発表された米経済指標では、1月の小売売上高が4カ月連続で増加。2月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は2018年以来の高水準となった。

  トランプ米政権が株式購入奨励策を検討しているとのCNBC報道が伝わって米国株が持ち直した後、米国債先物は日中高値近辺を離れた。

  ニューヨーク原油先物相場は4日続伸。新型ウイルス感染症例の急増は一時的なものだとの見方が、投資家に安心感を与えた。ゴールドマン・サックスは20年原油需要見通しと第1四半期の原油価格見通しを下方修正したが、楽観ムードの方が優勢となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は63セント(1.2%)高の1バレル=52.05ドルで終了。終値が52ドルを超えるのは今月初めて。ロンドンICEの北海ブレント4月限は1.7%高の57.32ドル。

  ニューヨーク金先物相場は3日続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.5%高の1オンス=1586.40ドルで終了。週間ベースでも0.8%上昇した。新型ウイルスの世界経済への影響に対する懸念が根強くある。マイナス利回りの投資適格級債券が130億ドルを突破する中、代替投資としての金需要も高まっている。

Treasuries Advance, Holding Gains After Mixed Retail Sales Data(抜粋)

Oil Posts Weekly Gain Despite Goldman’s Gloomy Demand Outlook(抜粋)

PRECIOUS: Gold Notches Weekly Gain With Virus Outbreak in Focus(抜粋)

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