(ブルームバーグ): ソフトバンクグループが出資する通信衛星ベンチャーのワンウェブは資金繰り難と厳しい競争のため破産申請の可能性について検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  内部情報を理由に関係者が匿名で語ったところでは、ワンウェブは裁判所の保護を求めることを検討する一方、それ以外の選択肢も考えている。同社の最大の出資者であるソフトバンクGの広報担当者はコメントを控えた。ワンウェブの広報担当もコメントしなかった。

  ワンウェブの提出書類によると、同社は創設以来、ソフトバンクGやエアバス、クアルコムなどの出資者から約33億ドル(約3600億円)を調達した。

  同社はイーロン・マスク氏のスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)のプロジェクト「スターリンク」や、ジェフ・ベゾス氏のアマゾン・ドット・コムが参入した通信衛星プロジェクトなどとの競争にさらされている。

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